サイト内検索
JIM-NETはイラクのがん・白血病の子どもたちの支援をしています。
バスラ→クアラルンプール!

  11月17日、マレーシアにやってきました。
  最近、ヨルダンのイラク人入国が厳しくなっているために、今までアンマンで開いていた会議は、場所を移してマレーシアで開催することになったのです。日本は、肌寒くなってきましたが、マレーシアの気温を調べてみると、1年中33度くらい。驚きです。実際着いたら暑い、暑い。でもほとんどホテルで缶詰の会議です。
  ホテルに着くと、ちょうど、イブラヒムと、Dr.ジナーンが散歩から帰ってきたところでした。今回イブラヒムは、バスラの様子をビデオにとってきてくれました。娘ファートマが今年の9月から小学校に通い始めました。なんとひとつの机に4人も座っていて、教室はぎゅうぎゅう詰めになっています。
  JIM-NETのホームページでおなじみのサブリーンもビデオにおさまっていました。(サブリーンは、3年前に目のがんを患い右目はすでに手術で摘出しています。)猫を飼っていてとても元気そう。写真で見るのとはずいぶんと雰囲気が違います。サマワから通っているハウラちゃんも、写真ではなんとなく表情が硬いのですが、ビデオでは生き生きとしています。イラクの情勢は悪いのですが、そんな中でもイブラヒムの娘が小学校に入学したり、弟が結婚したりと、イラク人ががんばっている姿がそこにはありました。折角なので、報告会などで、ビデオを見てもらいたいと思っています。
 さて、19日から3日間の会議には、北はモスルから南はバスラまで7名のイラクの医師たちと日本からは信州大学の小池教授、田中医師、そして徳島から駆けつけた井下医師が参加。今回で7回目の会議になります。しかし、バグダッドからの医師は、飛行機が遅れ、クアラルンプールに着いたのは深夜になってしまい、皆ぐったりしていました。そして、会議が始まると医師の一人が過労で倒れ救急車で運ばれるというアクシデントも起きました。「日本の医師からアドバイスを聞ける」とあって体調がすぐれないのに無理をして来たとのことでした。
  アクシデントはあっても、時間は限られています。会議は続行されました。バグダッドでは、脅されて殺された医師の話や、外国に逃げってしまった医師たち。最後の一人になってしまった医師は、十分な治療が出来ないことに悔しさを隠し切れません。それでも患者がいる限り、逃げることはできないと言います。残念ながら、治療成績もなかなか上がりません。どうしたら、効率よく子どもたちの命を助けることができるのか、専門家同士、一生懸命話し合いました。
 白血病のタイプをきちんと解析し、薬を選んで使わないと治療成績が向上しないことが議論されました。今後は信州大学の協力のもと、さらに医学的な研究も行いながら、治療成績を上げることを目指します。さて、06年10月から07年9月までの一年間の実績は、薬の支援だけで$351,597でした。さらに来年も同じ程度の支援が必要とされています。必要な金額が集められるかどうかは、まもなく始まるチョコ募金にもかかっています。ぜひみなさまのご協力をお願いします。

2007年11月26日
佐藤 真紀 (事務局長)


マレーシアのランドマーク
ツインタワー

クアラルンプールこぼれ話

  マレーシアといえば、ドリアンです。
  しかしホテルにはドリアン禁止の表示が! (イブラヒムの後ろの表示を見てください。)
  果物の王様といわれるくらいですから、いったいどんな味がするのでしょう?! しかも、ホテルでは禁止されているとあっては、イブラヒムも興味津々です。 
  早速町に出てみると屋台にはドリアンが売られています。(心なしか顔が引きつっているイブラヒム)
  私は、ドリアンチョコなるものを買いました。ホテルにこっそりと持ち込みます。明日の会議のお茶うけに、ドリアンチョコを配ろうと思い、試しに食べてみることにしました。しかし、プラスチック容器のセロファンテープをとってふたを開けるといきなり強烈なにおい。食べてみるとこれが胃液のような味。オェー…!
  なるほど、ドリアンは禁止すべきです!

 
見た目はかわいいドリアンチョコ         お土産は匂いのないドリアンマグネット

 


HOME現地情報その他 > バスラ→クアラルンプール
お問い合わせ・資料請求