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JIM-NETはイラクのがん・白血病の子どもたちの支援をしています。


● 5月4
日:サフワンに水が到着!

  イラクでは人間の生命において最も重要な水が常に問題になっている。これまでも述べたようにイラクの各地で電力不足によって水の供給が停止、病院は緊急に水を補給をしながらなんとか最低限の昨日を維持している状態だ。

  イラクとクウェートの国境に位置するサフワン地区。ここでも水が大きな問題となっている。91年の湾岸戦争、03年のイラク戦争で、この辺りを含む南部地域は大規模な爆撃の対象とされ、現在でも放射能汚染が最も懸念される地区の一つとなっている。汚染された大地に実る食物や水も汚染されている危険性が極めて高い。
  そしてこの地域にはその影響により白血病やガンに冒された子ども達が多数いると見られている。(写真はハンナーン・ムハンマド・サビーフ、6歳。彼女も04年ガンであると診断された。)
イブラヒム:「サフワンは二度の戦争で大きな被害を被りました。また放射能汚染が大きく懸念される地域です。もちろん白血病やガンに冒されている子ども達は多いです。しかしここは非常に貧しいところで患者の子ども達の多くは病院に行くことすらできません。そのような子どもを持つ親達は黙って我が子が死んでいくのを見届けるしかない。そのような所なのです。」

  この日(5月4日)になって、ようやくクウェートから送った緊急支援の水2000リットルがサフワンに到着した。バスラ危機の影響で、イラク、クウェート国境管理が、現在とても厳重になっている。そのためイラク、クウェート両国からの様々な許可が要求され、多大な時間を費やしてしまった。クウェートから送り出してから3週間以上経過していた。
  イブラヒムは、この緊急支援のために、バスラ中心部から50キロ離れたサフワンに駆けつけた。水は赤新月診療所で配給が行われた。
  およそ80の家族が診療所を訪れ配給の水を手にした。診療所では今回の配給に対する感謝の意を込めて垂れ幕を作って掲げてくれていた。「サフワァーン市民はJIMNETの支援に対し感謝しています。」と書かれている。
  大きなボトルは一本20キロ近くの重さがある。サフワーンの女性達は強い。小さな女の子も自分の手で水を運んだ。



















 
 




  サフワンでの水配給の後、イブラヒムはバスラ産科小児科病院へ直行し5度目となる水の補給を行った。病院に水が戻るめどはまだ立っていない








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