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● 4月28日:食糧配給完了!

病院を訪れる400家族を対象にした食糧支援の配給が、本日無事に終わりました。昨日はイブラヒム先生と電話がつながらなかったため、何かあったのでは?
と心配になりましたが今日の電話で昨日の様子を次のように語ってくれました。(右の食料調達中に銃撃戦に巻き込まれたりもしたイブラヒム。そのときは子どもの写真を握り締めながら、無事に帰れることを祈っていたという。)
「昨日は、患者さんがたくさん病院に来ていたため、配給に時間がかかりました。病院から戻った時は午後10時を過ぎていました。時間がかかりましたが、およそ120家族に食糧を配ることができましたよ!」
最終日となった今日もイブラヒムは朝から配給のために病院に向かいました。そこでは、およそ200家族が病院を訪れて食料を持って帰ったそうです。病院長や他のスタッフもやって来て食糧配給に協力してくれたそうです。
病院長「病院を訪れる患者さんたちのために食糧配給を行っていただき、どうもありがとうございます。患者さんの多くは貧しい家族です。ですから今回の支援は患者さんにとって有意義なものとなりましたし、我々にとっても非常に喜ばしいことでした。我々病院スタッフ一同、日本のみなさんにとても感謝しています。」と病院長も喜んでくれました。
その一方でバスラの状況はというと、いまだに良いとはいえません。今日は大規模な断水があり、多くの市民が水が使用できないため困っており、さらに電気も数時間おきに停まってしまう日が続いています。大規模な衝突はなくなりましたが、ジュムフリーヤ地区、ジュバイラ地区、ハイヤニーヤ地区などの中心部では、軍の厳しい取締りが続いています。以前にも記したように、自分の家に帰れない患者さんが20家族ほど病院で寝泊りしており、ベッドが十分にないため廊下で寝ているそうです。
イブラヒム:「ようやく配給が終わってほっとしています。どの患者さんも嬉しそうに食糧を持って帰ってくれたので私としても嬉しい限りです。しかし配給は十分というわけでなく、ミルクをもっともっともらえないかなどのリクエストが患者さんからありました。こういったリクエストにも応えてあげられたらいいですね。食糧支援はこれで一段落つきましたが、今後もバスラの子ども達のために頑張らなければなりません。私は今回の支援で多くの人々から感謝されました。しかし私がこうやってバスラの人々のために働くことができるのは日本のみなさんからの支援があるおかげです。日本のみなさん、本当にありがとうございます。」
また明日からも、病院の子ども達のために頑張るイブラヒム先生は、
「明日はリダー(3歳、白血病 右の写真)の誕生パーティーの準備をします。子ども達がみんな遊戯室に集まってお祝いするんです。みんなの喜ぶ顔が目に浮かびますよ。」と明日に向けて、気合十分でした。
ちなみに食料配給が終わったことを、ファーティマら子ども達に聞かせようと、意気揚々と帰ったのですが、ズべイル地区でも停電があり、家は真っ暗。何もできなくなった子ども達はふて寝してしまっていたとのこと…。
「アシータガアル アシータガアル アシータガ アールーサァ…。」と、イブラヒムは電話越しに呟いていました。
アフマド・ラースィム(10歳、白血病)
アスラール・ジバール
(11歳、がん)
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