|
● 4月27日:休日返上、イブラヒム先生は大忙し
イスラームの国では金曜日と土曜日が休みなのですが、イブラヒム先生はこの日(26日土曜)も病院へ。病院はもちろん閉まっています。しかし中には外で衝突が起きているため、家に帰れずにいる患者さんや、遠方から来ている患者さんが病院に留まっており、休日返上で食料配給に立ち上がります。この日の電話では
「今日も病院に行ってきました。休日なので患者さんは少ないですが、それでもやはり病院で待ってる人がいます。今日は3家族に食料配給を行いました。明日は日曜日で多くの患者さんが病院にやって来るでしょう。明日は忙しくなりますよ。」
と、明日も朝から病院まで食料を運ぶ予定です。またバスラの様子については、
「午後8時頃から電気が停まってしまいました。夜に電気が来ないのは日常茶飯事ですが、やはり不便です。娘のファーティマも暗闇を嫌がって早々に眠ってしまいました。こんな日はろうそくや懐中電灯のわずかな灯りでしのいでいます。バスラの治安は決して良くなってはいません。サドル師が全面戦争を宣言したり、それを撤回し衝突を避けるよう呼びかけたりと、メディアは慌しく報道していますが、依然として政府の力が及んでいないのが現状です。ここズベイル地区でも先ほどから銃声が響いています。」
またカルナ地区(バスラシティ北部)出身の男性は
「私の兄の家がサドル派の事務所のすぐ隣にあるために、度々、イラク軍とマフディー軍の衝突のあおりを受けていて、それが今も続いています。政府がバスラの大部分を制圧したという報道は真実ではありません。バスラの治安は悪くなる一方です。」
とバスラの現状について語ってくれた。
 |
イブラヒム先生が様々な危険に直面しながらも、バスラの子ども達のために、食料配給を行う様子が写真で送られてきています。
ハサン・ムハンマド・サビーフ(12歳、白血病)、彼の父親が2004年に亡くなり、とても貧しい生活を送っている。イブラヒム先生が先週、彼を訪問した時の写真。ハサンは、やしの木が立つイラクののどかな風景を絵に描いてくれた。 |

リダー(4歳、白血病)来週、誕生日を迎える。病院では彼のために誕生パーティを計画中だそう。 |

アブドゥッラー・サバーフ(10歳、白血病)このとき抗がん剤治療の直後なため、あまり体調が良くなかった。感染症の心配もされているとの事。早く元気になって欲しい。
|

配給用の食料が置かれいる様子。ここから毎日病院までこれらを運び、患者さんやその家族に配給している。日曜日は多くの患者さんが来院するため忙しくなりそうだ!
⇒戻る
|