|
●
4月9日:クゥエートへ
砂嵐が吹き荒れる中、クウェート空港に到着。熱気を含んだ潮風。この湿気と暑さに懐かしさが喚起されます。ちょうど一年前、僕はクウェート大で勉強していたからなのです。しかし、まさかバスラへの緊急支援のためにここに戻ってくるとは…。
新聞、テレビなどではバスラの報道はされなくなりましたが、衝突は続いています。明日はムクタダ・サドル師が呼びかけていた大規模デモが行われる予定。またサドル師が停戦解除の命令を出したとの情報も入っており、緊張が続きそうです。これ以上大きな衝突が起こらないことを祈るばかりです。(写真
砂嵐にかすむクウェートタワー)
今日もバスラに電話で状況を確認しました。
ファーティマによると
「いつになったら学校に行けるの? いつになったら友達と遊べるの? いつまで家の中にいなきゃいけないの?」と、とても怒っている様子です。
「今日は何して過ごしたの?」と聞くと
「絵日記を書いたの。題は『悲しい学校』。だって誰も学校に行けないんだもん。学校は暗くなって悲しんでいるのよ。」
彼女の住むズベイルは安定してきたとお伝えしていましたが、昨日は再び治安が悪くなり、外出できなくなったそうです。また断水したため、ズベイルから遠い地区までわざわざ水を買いにいかねばならなくなったそうです。
現在も学校や病院は閉鎖されたままです。治安は報道とは異なり不安定で、明日からさらに危険な状態に突入することが予想されます。バスラの人々は恐怖におののいています。
⇒戻る
|