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JIM-NETはイラクのがん・白血病の子どもたちの支援をしています。


■ 4月3日:沈静化の報道

● 二人の医師は
  電話で状況を確認したところ、ジュムフリーヤ地区は、朝は落ち着きを見せていたが、再び衝突が開始されている。イドリス医師は、
「いつ戦闘が起こるかわかりません。それを見越して、今日は大量の食料を買い込んできました。ずっと家に閉じこもっていなければならず、ストレスも溜まっていますし、今は怒りすら感じています」と語った。

  またジャザーイル地区においても家宅捜索に加え、戦闘も突発的に起こっている。そのため病院はまだ機能していない。ジャナン医師によると
「安定したとの報道を見た家族が、がんに冒された子どもを連れて、遠方(ズィーカール、サマワ、ナシリアなど)から診察を受けにやってきています、でも病院は機能していません。医療機器を扱える技術者が病院に出て来ることができないし、それにまた今日も戦闘が始まったのですぐに逃げ帰ってきました。」
ジャナン医師によると、このような家族はバスラに親戚がいれば、そこに泊ることができる。しかしいない場合は病院で夜を過ごさねばならない。

● ケーキはおいしかったけど…
  ズベイルでも軍による家宅捜索は継続中。逮捕者のリストに沿って武器の押収や連行を行っているという。
  このような状況の中、昨日イブラヒーム先生の双子の子どもが誕生日を戦火の中で迎えた。電気はまだ復旧していないが、直火のオーブンを使ってお祝いのためにケーキを焼いたそうだ。ファートマは
「ケーキとてもおいしかった。チョコレートものってるの。」と
久々に口にできたケーキに喜んでいた。しかしいまだに外に出ることは危険なため、
「家の中にいるのは退屈だわ。あきちゃった。」
と不満を口にしている。またお父さん(イブラヒム)へのメッセージとして
「帰ってくるときにお洋服を買ってきて、今お洋服ないの。」
とも。
イブラヒムは、
「大事な子ども達が誕生日を迎えたときに、彼らから離れているのはとても悲しいことです。空港の閉鎖が解かれたらすぐにバスラに飛んで言って子ども達を抱きしめてあげたい…。」と
このように今の心情を語ってくれた。

■沈静化の報道
  武力衝突が沈静化し始めた。イラク各省庁の発表により、被害者の統計などが発表されている。先月、3月における紛争の被害者はイラク全土で1082人となり、2月と比較して50パーセント増加している(内務省、外務省、保険省の発表では925人の市民、またイラク軍兵士の54人、警察関係者103人が犠牲となった。計1082)また負傷者は1630人との報告がなされている。またイラク軍の発表では今回の衝突での犠牲者は461人負傷者千人以上と報告されており、バスラだけでも、210の犠牲者、600人以上の負傷者が出たとされている。(4月2日arab al-youm)
  しかし実際のところバスラの中心部では武力衝突は収まっておらず、現在も治安部隊とマフディー軍の衝突は続いている。またバスラにおいて、防衛大臣顧問、イラク軍指揮官の暗殺未遂のニュースやさらに一部のマフディー軍が武器を引き渡すことを拒んでいるなどの報道がなされている。住民はいまだに強い勢力を残しているマフディー軍と政府側の衝突に不安を抱きながら生活している。(http://www.almothaqaf.com/index.php?option=com_content&task=view&id=29009&Itemid=713)
  またバスラの港、ハウル・ズベイルやウンム・カスルなどに軍隊が入った模様。ここで石油や武器などの横流しを監視するらしい。さらに英軍の発表によると、現在のバスラの治安状況を考慮し、英軍の撤退を遅らせる可能性に言及している。依然として緊張状態が続くとみられる。

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