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■ 4月1日:しょっぱい水とかわいたパン

かわいたパンを食べてるの
 バスラでは依然として外出禁止が解除されておらず、多くのバスラ市民が物資の欠乏や医療サービスを受けられずにいます。破壊された石油のパイプラインは修理され、石油供給が安定しつつあるというニュースが流れていますが、電気はまだ回復しておらず、市民は暗闇の中で過ごしています。また多くのメディアが治安が回復しつつあると報道していますが、バスラ市民はまだ危険が続いているとして政府のコメントなどに対しても不信感を露わにしているようです。
 カルマ・アリー地区、ハムサミール地区、ハヤーニーヤ地区はいまだに武力衝突が続いていて、トゥウェイサ地区でも昨晩衝突が起きています。
 イブラヒムの愛娘ファーティマと息子のムハンマドが電話でこう語ってくれました。
ファーティマ:「食べ物がなくて乾いたパンを食べてるの、飲み水が買えないから水道の汚い水を飲んでる。しょっぱいよ。学校はまだ閉まったままで私たちは怒っているわ。みんなと一緒に勉強を続けたいのに…。」
ムハンマド:「お父さん、ロケット。ロケットが空を飛んでる。怖くて外で遊べないよ」
 またイブラヒムの甥の学生は日本のみんなはイラクのみんなの事を忘れてないからと伝えると涙ぐんだ声で「ありがとう」と答えてくれました。
「今は恐怖と緊張でお腹を壊している、吐き気もある。水も汚いし…。」
 昨日の激しい衝突が終わりイラク治安部隊が彼らが住んでいるズバイル地区を占拠したそうですが、治安部隊による家宅捜索が開始され緊張状態が続いています。



マフディー軍内も混乱
   イラク政府高官がCNNに、今週末までにはバスラで行われている軍事作戦を終結させたいとの意向を持っていることを明らかにした。またイラク軍スポークスマンによると、「現在も依然として『無法者』に対する軍事作戦は継続中であるが、数日以内には終結を迎えるだろう」と述べた。(http://wasatonline.com/index.php?option=com_content&task=view&id=5706&Itemid=101#Scene_1)
 しかし一方では、マリキ首相とアブゥドゥル・カーディル国防大臣が会見を行い、「治安作戦はまだ始まっていない」と激しく主張。国防大臣は、軍事作戦の第2弾が火曜日から実行されるとコメントしており、今後も一部で激しい衝突が起こことが懸念される。
 また内務省の発表によれば武装勢力側の被害は死亡者が210人(一部情報ではバスラでの衝突で出た犠牲者は400人超)、負傷者が600人、拘束者は155人。これまでに破壊力の強い爆発物を80個を含む大量の武器を押収したと述べている。またバスラ内での治安は大幅に回復したとし、商店などは通常通り営業ができる状態だとした。また今後の作戦について「軍事作戦は政治勢力を対象としているのではなく、麻薬を持ち込んだり、石油資源を横流ししたり、医師や大学教授を暗殺し続ける『無法者』を取り締まりの対象としている」と語った。また4月8日が期限となっている武装解除猶予後は武器などの一斉取り締まりの実行に踏み切るとも話している。(http://www.aswataliraq.info/look/article.tpl?IdLanguage=17&IdPublication=4&NrArticle=74844&NrIssue=1&NrSection=1)
 イラク内務省ボーラーニーによると、バスラの75%をイラク治安部隊が制圧したと発表。ただし、一部ではサドル師の撤退の呼びかけに応じない者たちもあり、「叛乱分子」を追い続ける軍事作戦を継続するとも明言している。また今回の武装衝突の背後にはイラク人以外の指導者が指揮を取っているとも話し、その配下にある武装グループがサドル師の呼びかけに応じず闘争を続けているとしている。彼らがどういう指導者と結びついているかについては明言していない。(http://www.radiosawa.com/arabic_news.aspx?id=1552166)
 さらに一部のマフディー軍の将校達がサドル師暗殺を企図しているという。情報によるとマフディー軍の指揮官達が今回サドル師によって発せられた停戦を呼びかける声明に対し激しい苛立ちを露わにしている。またマフディー軍の今後などについての議論が行われ、ムクタダ・サドル師に代わる後継者についても話し合われたらしい。そこでは現在、イランでマフディー軍の指揮を取っているとみられる弟のムルタダー・サドル師やジャアファル・サドル師などの名前が候補として挙がっているという。ムクタダ・サドル師の暗殺に関する議論も出ており、彼らがイラクへの帰国直後、毒殺やまた爆発物などの手法で暗殺を試みているなどとも話しているという。(http://www.alrafedain.net/?show=news&action=article&id=12253)
 昨日ユニセフがバスラに支援物資を運んだ事も報道されている。5000リットルの水をバスラの北部と南部の4地域に運ぶことに成功したが、バスラに入り、物資を配給するには困難が伴ったという。また配給を受けるため家を出ることをためらう市民が多かったということだ。ユニセフでは さらに今後の支援として70000家族への飲み水の支援が準備済みだと話している。(http://www.radiosawa.com/arabic_news.aspx?id=1552461)

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