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JIM-NETはイラクのがん・白血病の子どもたちの支援をしています。
 ハニーンの家族

  本来なら今日(11月4日)から化学療法が開始される予定であったが検査の都合から明日に延期。
  ハニーンの父親(アブドゥル・ハーリク)も治療の遅れが癌の進行に影響しないかと不安そうである。

  ハニーンの父親はイラクのバスラ出身。その後クウェートに引っ越してからは香料のお店を営んでいた。ハワッリー地区というクウェートでも有数の商業地区で活気のあるところである。クウェート時代はとても裕福だったそうだ。しかし湾岸戦争のせいでクウェートから追いだされ、イラクに帰ってからは不動産屋で働いていたが、またもイラク戦争で国を追われてしまった。
  ハニーンの兄弟は4人いるが、妹のモナ(8歳)だけがイラクで生まれた。他はハニーンも含めてヨルダンで生まれている。今日はそのモナがお見舞いに来てくれた。
  今日はレントゲン検査のため大量の水を飲まねばならず、ペットボトルまるまる一本渡されたハニーンは、 「もう水は大嫌い!」とうんざりしている様子である。これまでにも検査の度に水を大量に飲まされてきた。ぐずっているハニーンをお母さんが
「あんたはもうムハッジャバ(大人)でしょ!」と一喝。(アラブ女性は一人前になるとヒジャーブとよばれるもので髪を覆う、これを身につけている女性をムハッジャバと呼ぶ。)
  ペットボトルの7割ぐらいでギブアップしたが、よくやったハニーン。
  化学療法がもうすぐ始まる。医師によると強い薬を使うことになるということだったが頑張ってほしい。


07年11月4日

加藤 丈典(JIM-NET)

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