お絵かきワールドカップ
(6月18日)
強烈なサポート・チームが一日にして結成された。チーム・アンダがそれ。5歳から12歳の子どもたちが、イラクのがんの子どもたちを助けようとひと肌脱ぐことになった。
今回砂漠のゴール作戦を開始するも、募金のほうがいまひとつ振るわない。そこで、チーム・アンダの子どもたちがワールドカップにちなんだ絵を提供してくれることになった。
6月17日と18日の2日間で行われたワークショップは、ダール・アンダという画廊が全面的に協力。18名の子どもたちが参加、4名のイラク人のほか、ヨルダンから7名、シリアから3名、パレスチナから3名、レバノンから1名といういうチーム構成。総指揮をまかされたのは、イラク人の画家、シャイバーン監督。パステル、アクリル、コラージュといった技法を次々と子どもたちに伝授する。
シャイバーン監督はバグダッド出身。妻がお産のためにバグダッドに里帰りした。ちょうど一ヶ月前に、赤新月の産婦人科で出産。まもなく危険をかいくぐってヨルダンへやってくるという。子どもの顔を見るのが楽しみだが、道中の危険を思うと気が気でないという。
「だんだん、子どもたちの集中力が高まってきたので、いい作品ができたと思う」と子どもたちの健闘をたたえていた。(絵を持っている子の写真をクリックすると絵の拡大画像が表示されます。)

イラクからつい先日やって来たアブドル・ラハマン君(10歳)は、「バグダッドはとっても危険です。電気もほとんど来ないし…。発電機があればTVは見れるよ。でもワールドカップは、お金を払わないと見れないんだ」とバグダッドの様子を説明。
ハッサン君(8歳)は、ヨルダンのクラブ・チームのワヒダートの選手を描いた。 「だってTVではワールドカップ見れないから」
イラク、ヨルダンなどアラブ諸国のワールドカップ放映権はART(Arab Radio and TV Network)が独占。お金を払って契約しないと見ることはできない。それでも、ニュースやCMでブラジル人気、ロナウジーニョは有名だ。
みんな「イラクのがんの子どもたちが元気になってほしい」と口々に語っていた。
(アンマンに巻選手登場!?)
佐藤真紀 (事務局長)
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