現地情報アンマンから2006
薬を待つ子どもたち

 薬を待つ子どもたち

 バグダッドで司令塔として活躍するアブ・Sが、病院のがんの子どもたちにインタビューしてくれました。
 子ども福祉病院に入院中の子どもたちを訪れたのは、まさにワールドカップが始まる日でした。 皆、ブラジルが大好き。ワールドカップごっこが大好き。しかし、子どもたちはボールをけることができません。しかも病室にはテレビが無い!

 ちょうどその頃、私はヨルダンのカフェ。ヨルダンのカフェというと、なにやら異国情緒あふれるところのように感じられるかもしれませんが、最近はヨルダンにも巨大ショッピング・モールが出来て、私が行ったカフェもその中にあります。もう、生活のにおいなんてまったくしなくて、そこにくる若者たちもボンボンだったり、湾岸の金持ちだったり…。、消費、消費の人口的な空間で、サッカーを見ていました。この差は何でしょう? ヨルダンもいつの間にこんなに金持ちになったのでしょう?

 アブ・Sから送られてきた写真は、皆、ガリガリにやせています。
フセイン君(7歳)は、入院するためにディワニーヤから来ました。
「僕はブラジルが大好き。勝って欲しいなあ。でもイラクがいつかブラジルと戦えたらいいなあ。早く退院して家でTVを見たいなあ。ここにはTVもないんだもん。」
 ワールドカップ、私は、日本も応援しますが、それ以上にがんと戦うイラクの子どもたちを応援しています。ガンバレ!
                       子どもたちのビデオを見る
 また、イラクの病院から薬のリクエストが来ました。
「私たちの病院に転送されてくる子どもたちの数が増えています。薬が足りません。新しい政府が、ちゃんと薬を供給してくれることを願っていますが、実際はまだ厳しいようです。いつも迅速に応えてくれるJIM-NETや支援してくださる皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」
 どこまで彼らの希望に応えられるかチャレンジです。白血病治療には薬がないと話になりません。次の作戦のキックオフです。

佐藤真紀 (事務局長)

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