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断食中(ラマダン)でも元気なイラクの子どもたち〜アンマン 夕方6時になると、アンマンはゴーストタウンになります。車通りも途絶えて、静まり返ります。ヨルダンでは9月24日から"ラマダン(断食月)"が始まりました。 約1か月の間、イスラム教徒は日の出から日没まで、食べ物だけでなく、水、タバコ、薬、唾液さえも飲み下してはいけない…。でも、イスラム教徒でない人が無理に断食する必要はなく、イスラム教徒であっても幼児、老人、病人、妊産婦や授乳中の女性、旅行中や兵役中は断食しなくてもよいのだそうです。そうはいっても、日が暮れるまで一切の食堂はしまっていて、調理されたものをテイクアウトすることもできませんし、関係ないとはいえ、断食している人の前で飲んだり、食べたりはできません。 役所に用事があって出かけても、お昼ごろには皆ふにゃふにゃしてしまって、仕事が進みません。「バード・ラマダン(ラマダンの後でね)」という決まり文句もあるくらいで、今、ヨルダンは断食中心に生活がまわっています。 バスラの院内学級のイブラヒム先生も打ち合わせのため、アンマンに来て仕事をしているのですが、11時頃から「ハラヘッター」を連発して、ボーっとしています。日没前は皆、食事をとるために家路を急ぐので、タクシーも拾えなくなるし、拾えたとしてもものすごいスピードで飛ばすのでこわい…。そして、いったん食事が始まってしまうと、1時間くらい町は人通りがなくなってしまうのです。(みんな日没とともに、いっせいにご飯をべ始める。)つらいと言えばつらいようですが、みなさんラマダン生活を楽しんでいます。 ![]() * * * アハマード君のうちの風景です。 マハムード君は白血病の治療を続けながら、アンマンの小学校に通学しています。先週、化学療法で、注射をしたり、強い薬を飲んだりしたために、微熱やむくみ、体の痛みがあって、しばらく学校を休んでいましたが、昨日から通学を始めました。でも、昨日は下校の途中で歩くのがつらくなり、座り込んでしまいました。今日は学校までお母さんに迎えに来てもらってかばんを持ってもらいました。学校で一番好きな勉強は英語。休み時間は友達とサッカーをするのが楽しみなのです。 アリ君に質問しました。 06年9月30日
(西村陽子 JIM-NET/アラブの子どもとなかよくする会 エイドワーカー。写真も) |