現地情報アンマン2006
ヒロシマ
 ヒロシマ

 一般的なイラク人の多くは、アメリカ空軍によって日本の二つの都市の上に落とされた原子爆弾の汚れた影響について、こう考えている。
「日本人の目が細く、鼻が低く、体が小さいのは、原子爆弾のせいだ」と。
 数日前、私はあるイラク人とこの問題について激論を交わしたが、それが事実ではないと認めさせるのに非常に苦労した。
 イラクの西部の町から来たその男性は言った。
「見ろよ。原子爆弾がどれだけ被害を与え、日本人の顔をこんなに、目も鼻も小さく、そして体も小さくしてしまったか!」
 私は反論した。
「それは違う。多くのほかの都市に住んでいる日本人は原子爆弾の直接の被害を受けていないが、みんな同じような顔をしている!」

 しかし、ある種のがんや血液病が被爆地に多く発症し、遺伝的に影響を及ぼし、今なお、苦しんでいる人々がいる。これは、今のイラクがそうであるように、いつも無実の人々の上に起こることだ。私たち一般市民が、凶悪で冷酷な人々のしたことの代償を払うのだ。

06年8月9日
(ムハンマド・バグダーディー)

  アンマンでも8月6日の広島での式典の模様は、朝のTV番組で放送されていました。道ですれ違うヨルダン人が「ジャパニーゾ(日本人)!」ではなく「ヒロシマ!」と声をかけてきました。(西村)