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| 帰省
ルブナは6歳のイラクの女の子である。彼女の兄弟がアンマンの病院で病気の治療を受けるため、家族でアンマンに住んでいる。 イラクの北部に住む祖父母に会うため、母親とアンマンを離れた時のことである。 アンマンからモスルに向かう彼女の運命はどうなるかわからない。 「おかあさん、私たちは殺されるの? 誘拐されるの?」彼女は車中、母親に何度も繰り返したずねた。 彼女たちはラマディ、ファルージャ、ティクリート、ベイジを通って、モスルへ向かう。 それらの場所には、武装した盗賊やギャングが道路にチェックポイントを作っているかもしれない、身分証明書を見て、スンナか、クルドか、シーアか、クリスチャンか…。それによって相手を殺すような民兵に出くわすかもしれない。それらの場所を無事通り抜けられれば、生き延びる幸運を手にすることができる。 ルブナは車の中でよく眠ることができなかった。彼女は半分起きて半分眠ったまま、行方の知れない運命に恐れおののく母親に問い続けた。 06年8月8日
(ムハンマド・バグダーディー) |