現地情報アンマン2006
>アーモンド満開のアンマンから

   

 2月7日にアンマンに到着しました。モスクワのマイナス22度を経由してのアンマンは暖かく感じられます。雨のあとの芽吹きが始まり、アーモンドの花は満開で、すっかり春の陽気…と思っていたところへ、翌日は10センチも雪が積もって大騒ぎでした。(スピードを出す上に、坂が多いので車のスリップ・追突事故続発!)
 2月12日、バグダッドの医師がアンマンに滞在しているというので面会に行きました。その席には他のNGOのイラク人スタッフが同席していたのですが、彼らの一人がこんな話をしてくれました。
「この病院のドクターたちは日本人の支援に感謝している。今、月に2、3名の患者が亡くなっているが、もし、JIM-NETをはじめ、日本の団体からの医薬品の支援がなかったら1か月に15人も16人もの子どもが命を落としていただろう」
「外国からの支援の70〜80%はあなたたちからのものだ。イラクの子どもたちに対してほんとうにたくさんのことをしてくれている。どうかこれからも続けていってほしい」ということでした。
 彼らにJIM-NETのバレンタイン・チョコを手渡し、すでに100万円を越える募金が集まっていることを話すと「なんて、すばらしいアイデア!」と大喜び。また、ラナちゃんの主治医だった医師に、ラナちゃんが生前にかいて佐藤真紀に手渡した絵をカードに使っていることを話すと感慨深そうに
「こんな絵をかいていたのね…」とつぶやいていました。
 一方で、バスラの医師からは政府からの医薬品の供給がまったく無く、がん病棟の閉鎖も懸念されているという緊急メールが届きました。メールで送られてきた薬のリクエストの中から「特に不足している薬を優先的に送るので指定してほしい」とたのむと、「何もかも足りない」という返事が即座に返ってきました。
 “限りなき義理の愛作戦”で集まった“たくさんの愛”を医薬品にしてイラクの子どもたちへ、大急ぎで送りたいと思います。
西村 陽子 (アラブの子どもとなかよくする会)

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