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娘に治療を受けさせている過去2年、3分ごとに子どもが死ぬのを眼の前で見てきました。
ある子どもは、3日間鼻から血を流していました。先生がやってきて「この子はどうしたんだ」と言いました。イラクの医者は鼻血を止める方法を知らないのです。どうして?
この子は結局、放置されたまま死んでしまいました。
〈ある患者の母親の言葉〉
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残念なことに、イラクの小児ガンの医療支援に関して、国際的な関心は殆どありません。イラクの復興は進まず、治安はますます悪化しています。イラクのがんに苦しむ子どもたちに発言する機会などありません。政府や国際機関からの支援ばかりか、NGOからの支援も減る一方です。彼らは忘れ去られた存在になりかけています。
小児がんの中の半分以上を占め、化学療法だけで80%以上が治るのが白血病です。JIM-NETは、特に白血病治療支援に力を注いでいます。そして、主にイラクの小児がんを扱う4病院への支援を行っていますが、医薬品と輸血のための消耗品などを合わせて、毎月500万円(薬350万円、輸血消耗品150万円)の予算が必要です。
はなぢが止まらない!!
上のアニメーションの絵は、サルマン君(6歳、バスラ在住)が描いたものです。抗がん剤で髪の毛が抜けています。鼻にティッシュをつめても、血が止まりません。
白血病は、血管ががん化した白血球で占められ、正常な血小板の数が減ります。血小板は、血管の損傷部位に血栓をつくり止血する作用をもっています。血小板を輸血しないことには出血が原因で死んでしまいます
。血小板は凝固しやすいので採血後72時間以内に使わなければなりません。しかし、今のイラクでは治安が悪く、血液バンクから血小板を入手するのも非常に困難な状況です。
日本でも最近主流になってきている成分採血・輸血が、病院でできれば、死亡率を下げることができます。
JIM-NETでは、昨年バグダッドの病院にセルセパレーターという成分採血・輸血装置を寄付しました。しかし、毎月の消耗品が150万円程度かかります。残念ながら今のイラクは、自前で消耗品を準備することができないのが現状です。また、このキャンペーンでは、バスラの病院にもセルセパレーターを設置する予定です。